彼女に対する劣等感を抱くデメリット
そこで、具体的にどのようなデメリットがあるのかを見てみましょう。
思いやる気持ちがなくなる
劣等感に苛まれると、人は自分の感情や思考にがんじがらめになります。「どうせ自分なんて」とか、「彼女が他の男を好きになったらどうしよう」など、考えていることはすべて自分の事ばかりです。
自分の劣等感が原因で、彼女を責めたり、ネガティブな発言で嫌な思いをさせているにもかかわらず、彼女がどんな思いをしているかは全く考えません。したがって、彼女が傷ついていたとしても気付けないのです。
彼女からすれば、「なぜそんなことを言うの?」と悲しくなるでしょう。思いやりがない男性だと思われても仕方ありません。彼女を思いやる気持ちがなくなるのは、かなり大きなデメリットですね。
短所ばかりが目に留まる
彼女に対する劣等感が募っていくと、これまで好きだったところが短所に見えてきます。いつも笑顔で人に接する態度は、「男に媚びを売っている」となり、社交的なところは「八方美人だからだ」などと、言ってくるでしょう。
根底には、彼女には太刀打ちできないという劣等感があります。その結果、「いつも笑顔で人に接することなどできないし、社交的でもない自分」とは違い、それができる彼女がイライラの原因になってしまうのです。
本来は彼女の長所なのに、劣等感から短所にしてしまい「彼女のせいで自分が嫌な思いをしてしまう」といった自分勝手な考え方をすることも。彼女に愛想を尽かされるのは必至のデメリットですね。
バカにされているように感じる
彼女に対して劣等感を抱く男性の中には、彼女がただ普通に笑っているだけで「彼女にバカにされた」と感じる人も少なくありません。
また、世間で話題になっている話を知らなかったとき、彼女としては深い意味はなく「あ、知らない?」とごく普通に言うでしょう。けれど、劣等感を持つ男性は「誰もが知っていることを知らないと、バカにされた」と解釈することもしばしばです。
そのため「そんなにバカにしなくてもいいじゃない」と彼女にきつく言ってしまい、彼女は彼女で「別にバカになんてしてないわよ」と喧嘩になってしまいます。
喧嘩をすると険悪なムードになるのは避けられず、これまたかなりのデメリットと言えますね。
憎しみが生まれる可能性も
劣等感がどんどん増していくと、彼女の長所が短所に見えてきたり、彼女にバカにされていると感じるなど、つらい思いをする機会が増えていきます。その結果、「こんなつらい思いをしなくてはならないのは、みんな彼女のせいだ」という極端な考え方に陥るケースも少なくありません。
「何もかも彼女が悪い」と考えるようになると、劣等感は憎しみへと変わっていきます。特に彼女が優秀だったり人気者であれば、僻みや妬みといったドロドロした感情も加わり、よりいっそう自分と比較して憎む可能性が大です。
もしかしたら、後になって「なぜあんなことを…」と悔やんでしまう行動を取りかねない、危険なデメリットと言えるでしょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!