失恋した時の男性心理は?
心にぽっかり穴が空いている
女性と交際していると、必然的にいろいろなことを考えることになります。今度のデートはどうしようとか、プレゼントは何がいいかといった身近なことから、将来はどうしようかという重大なことまで、いろいろありますよね。
しかし、失恋した瞬間にそれらを考える必要性が一瞬にしてなくなります。精神的にも肉体的にも負担は減少するわけですが、その浮いた力で何をすればよいのかと言うと、すぐには見つかりません。余ったエネルギーのやりどころが分からず、虚しくなるのです。
何とかして心の穴を埋めようとして、仕事や趣味、友人関係に没頭しようとしますが、それがすぐにうまく人は稀です。しばらくの間は、生活から大切なものが抜け落ちてしまった虚無感に苛まれることになります。
絶望感で落ち込んでいる
男性は女性に比べると、一つのことに集中すると他のことが見えなくなる傾向があります。そのため、彼女のことが大好きだと、自分にはその人しかいないと思ってしまうのです。
そんな彼女と別れてしまったら、絶望してしまうのも無理はありません。もう自分は誰かと付き合うなんて無理だと落ち込み、未来に希望を持てなくなるでしょう。
この状態になると、自分から恋愛をしようという行動力も失うことになります。そして、新しい彼女ができないせいで余計に別れた元カノのことを忘れられないという、悪循環に陥るのです。
相手を理想化する
よく「思い出補正」なんて言われますが、昔のことは実際よりも美化されて思い出される傾向にあります。たとえば、子供の頃を思い出してみましょう。あの頃は楽で良かった、と思いませんか?
しかし、小学生にとって小学校は大変ですし、中学生にとって中学校は大変です。人生のどんな段階であれ、大変なことは少なからずあるので、ひたすら美しい過去というのは存在しません。
それにもかかわらず、人は美しい部分ばかりを思い出します。失恋においてもこれは同様で、元カノと過ごした楽しい時間ばかりを思い出すのです。そして、「あんな素敵な女性と別れてしまった」という思いが一層強くなります。
どれほど思い出が美しくても、別れたということはそれくらい厳しいお付き合いだったということ。その現実に目を向けなければなりませんね。
復縁を考える
どうしても彼女との別れを受け入れることができない男性が考えるのが、復縁です。失恋した悲しみを、元の状態に戻ることで癒そうとするのです。
ところが、復縁はなかなかうまくいきません。そもそも、簡単に復縁できる状態なら、初めから失恋する事態に陥っていない可能性が高いからです。
もちろん、うまくいく可能性はゼロではないため、試す価値はあるでしょう。しかし、それでもうまくいかなければ、余計に失恋を引きずることになります。ある意味では、一か八かの勝負といえるでしょう。
無理にでも諦めようとする
失恋の傷が癒えるには時間がかかります。しかし、その時間の間に何もしないのはもったいないですよね。過去のことを考えている暇があったら、未来にことに目を向ける必要があります。
そこで、少しでも前を向こうとする男性は、無理にでも失恋の悲しみを忘れようとします。新しい彼女を作ろうと恋人探しに躍起になったり、仕事や趣味でスケジュールを一杯にして、余計なことを考えないようにするのです。
確かに、失恋を忘れるうえで有効な方法ではありますよね。しかし、そうやって無理に作った彼女とうまくいくかどうかは、難しい問題といえます。
何が悪かったのかを反省する
未来のことに目を向けるべきなのは確かですが、過去の失敗から目を逸らすのは良くありません。むしろ、未来を成功に導くためには、一度過去のことに決着を付ける必要があります。
そこで、自分のどこが悪かったのか、じっくりと考えるタイプの男性もいます。無理に忘れようとしても難しいため、あえて失恋を直視して、自分で納得できるまで考えようというアプローチ方法です。
新しい恋愛に踏み切るよりも、失恋から立ち直るのに長い時間がかかるでしょう。しかし、反省した内容は次に活かされますから、前向きな解決方法といえますね。
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