デートの誘い方と成功率アップのコツ！デートで使える恋愛テクも紹介

心理学とは、「人はどういった心境のときにどのような行動をするのか」という心と行動の関係を科学的に分析したもので、生活の中で応用することができます。

そして心理学には様々な法則や効果があるので、恋愛でも使える場面があるのです。ここからは心理学を活用した、デート中に使える恋愛テクをご紹介します。

ゲイン・ロス効果

ゲイン・ロス効果は簡単に言い換えると「ギャップ効果」を与えることです。

ゲインとは「得る」という意味があり、ロスとは「失う」という意味で、そのふたつを組み合わせてゲイン・ロス効果と呼ばれます。

つまり、周囲に与えていたマイナスイメージをプラスに塗り替える、またはその逆のことを行うことで、強い印象を残すことを指しているのです。

これは恋愛でも活用する効果でもあり、最初にイマイチな印象を与えることで、後々の評価を高く見せることができます。

例えば、最初はクールで近寄りがたい印象を与えて、実は女性をリードする優しい一面があることを見せる、といった使い方ができるでしょう。デートでも活用してみてください。

好意の返報性

あまり聞き慣れない言葉ですが、好意の返報性という法則があります。これは相手に好意が伝われば、相手からも好意が返ってくるという法則です。

周りから「あの子お前のこと好きらしいよ」と言われて急にその女性のことが気になり出すなど、あなたにも経験がありませんか？それは相手から受けた「好き」という好意に対してあなたが反応したからなのです。

もちろんただ好意を伝えれば上手くいくという訳ではありません。好きになってもらうためには努力が必要ですが、好意を抱いていることを知ってもらうというのも大切なことです。

好意の返報性は、デートの場面だけでなく人間関係を築く上で大きな力を発揮してくれます。

ミラーリング効果

ミラーリング効果とは、無意識に相手の表情や行動などを真似てしまったり、同じような行動をする相手に好感を持つようになる現象のことを言います。

デート中の仲睦まじいカップルの様子を観察していると、このミラーリング効果が発揮されているのがわかるでしょう。

片方が飲み物に手をつければ、もう片方もカップを持つといったように、まるで鏡のように同じタイミングで同じ動作をしているはずです。

仲が良いほど自然に現れる効果ですが、あえて自発的に行動を起こすことで、相手からの好感度を高めることもできます。

露骨にしてしまうと違和感があるのであくまでもさりげなく、デート中に活用してみましょう。

ピークエンドの法則

物事の印象はピーク時(最高地点)とエンド時(おわり際)に決まるというのがピークエンドの法則です。

映画でもそうですが、どんなにおもしろい映画でも、1度観ただけでストーリーをすべて覚えていることは難しいでしょう。記憶に残る場面は1番盛り上がったシーンとエンディングではないでしょうか。

さらに言えば、途中につまらないシーンがあっても、ハッピーエンドでおわった映画は良い印象が残りやすいのです。

この法則をデートに当てはめてみると、帰り際がとても重要ということがわかりますよね。

楽しかったデートであればなおさら、帰り際に笑顔で「楽しかったね」と1日を振り返ることで、その日をいい思い出にすることができます。

ダブルバインド

ダブルバインドとは、質問をするときにYESかNOで聞くのではなく、AかBのどちらがいいかで聞くという手法です。

どういう風に使うのかというと、ただ単純に「遊びに行かない？」と誘うのではなく、「映画とショッピングどちらに行く？」というように、選択肢を絞って選ぶようにするのです。

そうすることによってデートに行くか行かないかではなく、どちらに遊びに行くかを考えるように誘導できるでしょう。

ただし、この誘い方はある程度の関係性が成立していてこそ有効です。まだ出会って間もないうちにダブルバインドを使っ誘い方をしても、軽い男性という印象やマイナスイメージを与えてしまう恐れがあるので注意しましょう。