「女性から会いたいと言われたとき」に関する専門家の意見やアドバイス
女性からの「会いたい」を上手にかわす方法
どんな男性でも、女性から「会いたい」と言われたら、悪い気はしないでしょう。とはいえ、すべてのお誘いがウェルカムだというわけではないはず。相手の女性を傷つけずに断る方法を知っておくと、いざという時に役立つかもしれません。『読むと心がラクになる めんどくさい女子の説明書』(山名裕子)には、以下のような記述があります。
「誘いを断るときは、とことん残念ぶるのが一番断りやすい方法です。『残念だけど行けない』『お断りすることしかできない自分が悲しい』と伝えることで、相手も嫌な顔をしなくなります。また『苦手』だということを前もってアピールした上で、たまに参加するようにしておけば『苦手なのに来てくれた』というイメージをつけることもできます。『やりたくない』や『苦手』と伝えることで、一瞬は反感を買うこともあるでしょうが、一度それを伝える経験をして乗り越えれば、そのあとは『あの子はカラオケが嫌いな子だから』とか『日曜日は基本的に家をあけられないらしい』などと、キャラができあがってきますのでどんどん楽に断れるようになりますよ。
もし、それでも相手が機嫌を損ねるなら、それに敏感に反応せずに『この人はこんな断り方で不機嫌になるんだ』と、相手を観察してみましょう。心の中で実況中継するイメージで接すると、嫌な反応をされてもそれほど辛く感じなくなります。」
断ったり、断られたりすることで、相手との関係が気まずくなりそうですが、言葉を選び、声のトーンを工夫することで、嫌な印象を与えずに済みそうです。
相手との距離感によって会う頻度をコントロールしよう
毎日会いたい相手もいれば、たまに会う程度で大丈夫な相手もいるなど、人によって会いたい頻度は異なります。また、自分が会いたいペースよりも頻繁に「会いたい」と言われると、その人に関わることが面倒になってしまうものです。『私を振り回してくるあの人から 自分を守る本』(Joe)には、以下のような記述があります。
「人間関係は距離感がすべて。では、どうやって相手との適切な距離感をはかればいいのでしょうか。まず、相手を次の2つに分類することから始めてください。
その人は、(1)『愛されたい相手』なのか、(2)『嫌われたら困る相手』なのか。つまり、相手に自分を愛してほしいのか、それとも、別に愛してほしいわけではなく、ただ嫌われずに平和な関係を築きたいだけなのか。相手との関係に『愛』か『平和』か、どちらを望むのか、ということです。この分類は、夫でも友だちでも、上司でも同僚でもママ友でも、あらゆる人間関係に当てはまります。
『そうか、ただ嫌われたくないだけなんだ』と気づけば、『人間関係は近いほどいい』という思い込みから脱却でき、距離をとることを悲しいとも酷いとも思わずにテクニックを駆使できるでしょう。危険なのは『愛』に分類された場合です。『私はこの人に好かれたい、愛されたいんだ』と思ったとしますね。お互いを大切にし合える相思相愛の関係ならば問題はありません。しかし、相手からいいように振り回されて、あなたは嫌な思いをしている。『どうしていつもこうなっちゃうんだろう』『何とかならないかな』と悩んでいるなら、その時点で相手からの『愛』があるかといったら、ないわけです。いくら相手が『あなたのため』『良かれと思って』と言っていても、あなたの意見は尊重されていないことに変わりはありません。
相手からの『愛』がないのに、あなたは『愛してください』という言動を取るので、振り回す・振り回されるといった関係に陥りやすくなります。このような場合、一旦『愛』は置いておいて、まず『平和』を念頭に置いた言動をとること。すなわち『少なくとも嫌われずに、平和な関係を築くこと』を目指すというのが、現在とりうるベストな方法ということです。愛されたくても、今は『とりあえず嫌われなければOK』と切り替えてみましょう。
次に『どれくらいの頻度で相手と接するのがちょうどよさそうか』と考えてみます。
毎日顔を合わせてもいいのか、週に1回なのか、それとも月に1回なのか、あるいは半年に1回が限度なのか。どれくらいの頻度が、もっとも平和的に長く、相手との関係を築けそうか。こういう視点をもって相手との関係性、距離感を見直してみるだけでも、これから紹介していくテクニックを実践しやすくなるでしょう。自分と相手を客観視してみることで、距離をとるのは悲しい、酷いという気持ちが軽減されるからです。
相手のあることですから、人間関係の距離感の調節は、完全にこちらが主導権を握ってできるものではありません。ただ、こちらが意識的に日々の言動をコントロールすることで、かなりの主導権を握ることは可能です。」
女性から「会いたい」と求められるのはうれしいことですが、すべてに応えていると、無理が生じてしまいます。関係悪化を招きたくなければ、適切な距離感を保つように主導することが大切なのかもしれません。
<参考文献>
『読むと心がラクになるめんどくさい女子の説明書』(山名裕子)
『私を振り回してくるあの人から 自分を守る本』(Joe)
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