彼女がエッチでイカない！その原因とイカせるための方法を徹底解説！

女性がセックスでイカない原因

女性がセックスでイカない原因として、一体どんなことが考えられるでしょう？『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』（しみけん）では、男女のオーガズムの違いと、女性がイカない原因について次のように解説しています。

「男性の場合は、性的刺激が高まると、『射精』というわかりやすい形でオーガズムを迎えます（射精はせずとも、脳が満足しセックスを終える男性も多くいます）。男性は性器が外に出ているので、外的刺激を与えやすいですよね。 シャコシャコシャコと性器をこすればピュッとなります。男性は精神的な刺激がなくてもオーガズムを迎えることが可能です。（中略）

女性は、外的刺激と精神的刺激の両方が組み合わさらないと、なかなかオーガズムに達することができないようです。女性からの相談で『イッたことがありません』というものが多いのは、『精神的刺激』が遮られてしまうケースが多いからかもしれません。その要因は、男性のムードの作り方だったり、『羞恥心』を捨て切れていなかったりと、さまざまなケースが考えられます。オーガズムを迎えられない人は、その原因は何なのだろう、と原因を探してみましょう。そこから解決策が見えてきます。」

女性は体への刺激だけでなく、精神的にも刺激を受けないとイクことができないとのこと。彼女がイってくれない…とお悩みなら、テクニックだけでなく精神的な原因についても考えてみる必要がありますね。

女性がイケるセックスとは？

セックスでの具体的なテクニックやポイントについても気になりますよね。女性は一体どんなセックスでイクことができるのでしょうか？『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』（宋 美玄）では、次のように解説しています。

「（前略）旅行に出かけたり、時にはラブホテルを利用したり、彼女がセックスに没頭できるシチュエーションを用意するといいでしょう。あなたから与えられる快感に集中できる環境であれば、一度火がついた交感神経をキープできます。彼女が興奮期に入ったら、愛撫しながら彼女の気分が昂まるようなことを耳元で絶えず囁きかけてください。（中略）

こうして彼女の頭のなかをセクシャルな気分でいっぱいにしたうえで、膣やクリトリスを刺激します。『そんなのいつもやっているよ』と思われるかもしれませんが、重要なポイントがあります。それは『むやみに速くしない』『強くしない』です。（中略）はやる気持ちはわかりますが、オーガズムに激しい刺激はいらない、ということを常に頭の片隅において、彼女の身体に触れてください。女性が感じはじめたときのスピードやリズムを変えてはいけません。淡々とした愛撫、これこそが極意なのです。」

セックスに集中しやすい環境にすること、愛撫は淡々とすることがポイントなのですね。女性が興奮してくると、つい力を強めてしまう男性も多いのではないでしょうか？恋人とのセックスの際に、同書の極意をぜひ試してみてください。

不感症でもイクことはできる？

女性の中には、自分は不感症かもしれないと悩んでいる方もいるでしょう。しかし、『最高の快感に達する「スローセックス」の教科書: すべての女性が「感激する」理由８５』（アダム徳永）では、「不感症女性の九五%は『官能できる』」として次のようにアドバイスしています。

「私は以前、研究を目的に”不感症セラピー”を実施していました。そこにはさまざまな女性が不感症"という悩みを抱えていらっしゃいました。まだセックスの経験がほとんどない女性、暴力的なセックスで身も心も 傷ついた女性、何十人の男性とベッドをともにしたのに実はまったく感じていない女性などなど。

『私は不感症なのではないか？』という誰にも話せない悩みにもんもんとし、『もしそうなら、この際はっきりさせたい』と半ばあきらめつつも、最後の望 みをかけていらっしゃるのです。 しかし、私がオーガズムマッサージを施すと、『カレに何をされても感じない』と泣いていた女性が、身をよじり、切なげにあえぎ声を立て、全身を痙攣させてオーガズムを迎えるのです。（中略）”不感症"と思われている女性の九五%はまったくの正常です。ただ、男性はもちろん、当の女性も自分の性メカニズムを正しく理解できていないだけなのです。」

女性自身でさえも理解できていない場合があるということですね。しかし、大多数の女性は官能できるとのこと。自分は不感症だからと諦めてしまっている方も、自分を理解していくことで解決する方法が見つけられるかもしれませんね。

必ずしもセックスでイク必要はない？

いろいろ試しても、どうしてもセックスでイカないということもあるでしょう。『ヒアリングセックス』（長谷川 瞳）では、「オーガズムにこだわり過ぎる必要はない」として、次のようにアドバイスしています。

「AVのなかでは男性も女性もあたりまえのようにオーガズムを迎えますが、実際のセックスではそうならないケースも珍しいものではありません。（中略）ここで、あらためて考えてみてください。セックスが互いの愛情を確かめ合う行為であるなら、オーガズムにこだわり過ぎる必要はないのではないでしょうか。大好きな人と裸で抱き合って、お互いの温もりや肌触りを感じるだけでも、大いに愛情を交感できるはずです。

AVをセックスの教科書として全面的に信じてしまうと、ついクンニやフェラチオ、挿入などの”プレイ”に走ってしまいがちです。でも、それらが目指すのはあくまでもオーガズムというゴール。もちろん、そういうプレイやオーガズムもセックスにとっては大事な要素ですが、セックスとはそういう直接的なプレイだけを指すものではありません。オーガズムをセックスのゴールにしない。そう考えることで、あなたとパートナーのセックスという行為は大きく広がっていくはずです。」

イクことイカせることにこだわりすぎてしまうと、セックスがつらいものになってしまいます。こだわりを捨てることで、もっと自由にセックスを楽しめそうですね。


＜参考文献＞
『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』（しみけん）
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』（宋 美玄）
『最高の快感に達する「スローセックス」の教科書: すべての女性が「感激する」理由８５』（アダム徳永）
『ヒアリングセックス』（長谷川 瞳）