いくつ知ってる?アベック以外の死語5選《昭和編》
一段落ついた所で、次はアベック以外の死語についても触れてみましょう。
まずは「昭和編」と題して、完全に絶滅してしまったの昭和の死語からご紹介します。
ナウい
英語のNOW(ナウ。今)が語源となった流行語で、1970年代頃にTV番組がきっかけで流行しました。
すごい勢いで一気に流行しましたが、廃れる勢いも凄まじく一気に廃れました。
この「ナウい」という言葉が生まれた1970年代頃に、ナウいという言葉の対義語にあたる「ダサい」という言葉も生まれましたが、こちらはご存知のとおり現代でも使われています。
使用例としては、「その服ナウいよね!」といった具合に、「今流行ってて、いいよね」と言いたい時などに使います。
ヨッコイしょういち!
この言葉自体に意味はとくになく、立ち上がったときなどについ口から出てしまう「ヨッコイショ」という言葉に、「横井庄一」という方の名前を掛け合わせただけのダジャレです。
ここで出てくる横井庄一さんは、1944年にグアム島に配属された日本兵です。同年8月に戦死したとされていました。
しかし実際には生存しており、1972年に現地の住民に発見されました。1945年に起きた日本軍無条件降伏のポツダム宣言による敗戦の情報が本人の耳に届かなかったために、終戦に気づかず、なんと28年もの歳月をサバイバルしながら過ごすことになったのです。
ただ、何故この人の名前と「ヨッコイショ」がくっついたのかは、今となっては不明です。
当たり前田のクラッカー
テレビ番組「てなもんや三度笠」から生まれたフレーズが流行語となりました。
「当たり前」という言葉と、前田製菓の製品である「前田のクラッカー」を合体させたダジャレです。
この「てなもんや三度笠」という番組自体は、1962年(昭和37年)から1968年(昭和43年)まで放送されていた番組です。50年以上経った現代でもこのフレーズが残っているというのは驚きですよね。
アッと驚く為五郎
こちらもテレビ番組がきっかけとなった流行語です。
「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」という番組の中で、クレイジーキャッツのハナ肇が発したギャグが発端となって流行しました。
…とこの説明をしても、番組もタレントも知らない人にとっては分からないことだらけの、とっくに死語となった流行語です。
許してちょんマゲ
許してちょうだい+ちょんマゲ=許してちょんマゲ、というダジャレです。
幼稚園や小学生くらいの子供がこのダジャレを言ってきたら可愛いものですが、60代くらいの大人が茶目っ気たっぷりに「許してちょんマゲ~!」と言ってきた場合は、世代の違いと思って引かずに笑顔でいてあげましょう。
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