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アベックって何?もはや死語?意味や語源・カップルとの違いも解説!
アベックという言葉を聞いた事はありますか?「カップル」と似たような使い方をするアベックという言葉ですが、一体カップルとの違いは何なのでしょうか? 本記事では、いまや死語とも言われる「アベック」という言葉について、カップルとの違いや、そもそもアベックの意味とは何なのかなどを、詳しく解説していきます。
目次
アベックは死語?知らないという人も
実際にその言葉を聞いた事があるという人や、よく使っているという人も中にはいるかもしれませんが、特に若い人にとってはほとんど聞いたことがない言葉なのでは?
あまりにも聞き馴染みの無い言葉ゆえに、「もしかして最近流行りつつある言葉なの!?」なんて思う人もいるかもしれませんね。
この「アベック」という言葉は、最近流行しつつある言葉ではなく、その昔流行っていた言葉なんです。
全く聞き覚えが無い理由は、「その昔」と言ってもちょっとやそっとの昔ではなく、昔過ぎて耳にしたことすらないほどの「その昔」だからです。
では、アベックとは一体どういう意味なのか、さっそく解説していきましょう。
アベックの意味って?
カップル
アベックというのは、現代で言うところの「カップル」とほとんど同じ意味です。
アベックという言葉が流行る以前には、カップルという言葉が今と同じように使われていましたが、突如「アベック」というハイカラな言葉が登場し、若者を中心にカップルの事をアベックと称することが流行となりました。
ちなみにハイカラというのは「西洋風」などの意味で、この言葉も死語です。
男女の二人組
恋人同士だけではなく、ただの男女の二人組に対しても「アベック」という言葉が用いられる事があります。この点では、カップルとは微妙に使われ方が異なると言っていいでしょう。
ですが、兄妹や姉弟、母と息子、父と娘などの二人組には、基本的にはアベックという言葉を使いません。この点では、現代で言うカップルとほとんど意味合いは同じである事が分かりますね。
行動を共にする二人
「アベック」と「カップル」の意味合いが大きく異なるシーンがあります。それは、スポーツの世界です。
スポーツの世界で使われる場合、アベックは「恋人同士」という意味ではなく、「男女の二人組」という意味ですらないこともあります。また、現代でも死語にならずに頻繁に使用されています。
たとえば、一つの競技で男性チームと女性チームの両チームが優勝した際に、「アベック優勝」などと表現する際に使用されます。
また、野球界では、一つの試合で同チームの二人が揃ってホームランを打つ事を「アベックホームラン」と表現されることがあります。
アベックの語源とは?
アベックという言葉がその昔に流行する以前は、現代でも使われているカップルという言葉が使われていました。
元々使われていたカップルという言葉は、英語のcouple(カップル)が語源になっています。
coupleは、恋人など対になった一組、夫婦、ダンスなどのペアとしても使われていて、日本でのカップルの使われ方とそこまで相違はありません。
では、カップルの後に流行したアベックという言葉は、どこの国の言葉なのでしょうか。
アベックはフランス語が語源
カップルは英語のcouple(カップル)が語源でしたが、アベックはフランス語のavec(アベック)が語源です。
大正末期から昭和初期頃にかけて日本で流行語となり、バブル崩壊頃まで使用されていたという、意外にも歴史のある言葉なんです。
本来の意味とは異なる?
日本で使われていたカップルの代替としてのアベックと、フランス語の本来の意味とは少し違いがあります。
実は、本来の「avec」というフランス語は、その二人組が男女でなくても使うことができます。そもそも「二人組」という意味とも若干ずれており、「○○と一緒の」という英語の「with」に近い意味合いの言葉なのです。つまり、本来「couple」と「avec」はまったくの別物。
和製フランス語でのアベックは「男女の二人組」という意味で使われるのが主流となっていますが、先ほどご紹介したスポーツ界での使い方のほうが、本来の意味に近いということになります。
流行ったきっかけは?
フランス文化が流入してきた大正末期の時代に、大学生の間で流行したのがきっかけとされています。
昭和初期である1930年には「モダン用語辞典」に載っていて、その当時にはしっかりと定着した事が推察されます。
当時は「アメリカ文化がイケてる」という時代でもありましたが、カップルという男女の事に関してフランス語を用いるというのはロマンティックであり、当時ではイケていたのでしょう。
アベックとカップルの違いって?
スポーツ界でも使われていたり、カップルという意味でも使う人がいたりと、カップルよりも使う場面が多いアベックですが、どういう違いがあるのか見てみましょう。
語源が異なる
先程もお話したように、カップルは英語が語源、アベックはフランス語が語源で、言葉のルーツが違います。
そして、違いは語源だけではなく、意味や使い方にもあります。
日本語のカップルは英語のcoupleと同じような意味合いの使われ方がされているのに対し、アベックは本来のフランス語とは少し違った使われ方がされています。
日本ではカップルという言葉の代替としてアベックが使われていましたが、アベックとは本来、英語で言うところの「with(~と一緒に、~と共に)」のような役割の言葉です。
直訳の意味が違う
カップルは、ペアやコンビといった「対になった状態」の事を指すのに対して、アベックは「対になって何かをする」という行動を伴った意味合いであることがわかります。
カップルに代わってアベックという和製フランス語をあてがったがゆえに、複雑になってしまいましたが、本来はペアになっている「存在」に対しては、アベックという言葉を用いません。
そのため本来であればスポーツ界で使用されているような使われ方が正しく、和製フランス語として日本風にアレンジした使用法は間違いであるとも言えるでしょう。
イメージの違い~その1~
カップルという意味でアベックという言葉を使った場合、意味は同じである事をお伝えしましたよね。
ただし、厳密に言うとニュアンスの違いはあります。
アベックという言葉が流行した大正末期には、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)などの性的少数者は今よりももっと受け入れられていませんでした。
現代ではLGBTの方たちへの理解が徐々に深まり、カップルという言葉を使って表現することに理解のある人は多いですが、アベックという言葉は「男性と女性の二人組」に対して使用することが多いイメージです。
あくまでも、時代背景によるイメージの違いではありますが、そういったイメージの違いも現代では使われない理由の一つでしょう。
イメージの違い~その2~
こちらも、アベックという言葉が流行していた時代背景によって生まれたカップルとアベックのイメージの違いです。
現代ではセックスをする場所の代表格としてラブホテルというものがありますが、このラブホテルというのも、実は様々なネーミングを経て今の名前に落ち着いたのです。
江戸時代の茶屋の奥に布団が敷かれた「出会茶屋」から始まり、ダブルベッドが置かれた「円宿」など、時代に沿った名前の変化がありました。
その過程で「アベックホテル」というネーミングに落ち着いた時代もあったため、フランス語のオシャレなイメージから一転して、いかがわしいイメージを持っている人もいます。
アベックは死語?どの年代の人が使うの?
結局のところ、アベックは死語と解釈してもいいのかどうなのか、イマイチはっきりと分からない部分がありますよね。
そこで、どの年代の人が使っているのか、死語と思ってもいいのか、という事について解説してみましょう!
使うのは主に60~70代
カップルの事をアベックと言っていた世代のなかには、未だにカップルとは言わずにアベックと言っている人もいます。
カップルという言葉の代わりにアベックと呼んでいた世代、つまりアベックという言葉が流行した時代に青春を謳歌していた若者が、未だにアベックという呼び方をしているのです。年代にすると、60代~70代前後がメインとなります。
この世代の方たちがカップルの事をアベックと言っていたら、「ペアで何かをする」という意味ではなく、「恋人同士」を意味する死語の方のアベックの事だと思って間違いないでしょう。
50代が使う使わないの境目
50代くらいになってくると、アベックという言葉に聞き馴染みはあっても、自分達が現役で使っていたという人はほとんどいなくなってきます。
したがって、アベックという言葉に馴染みはあっても使わない、という人が多いです。
この50代という年代が、アベックという言葉を使用するかしないかのボーダーラインとなります。
30代、40代になってくると、意味は知っていても使った事が一度も無いという人がほとんどとなり、20代では聞いた事すら無いという人も出てきます。
世代にかかわらず「アベック」を使う場面も
現代では「カップル」に近い意味での使われ方はほとんどしなくなった「アベック」。
しかし、違った意味、つまりスポーツ界でしばしば使われる事のある「〇〇と一緒に」という意味でのアベックは、まだ現役で使われています。
すでにご紹介しましたが、一つの競技の男性部門と女性部門で、同じ団体に属する男女それぞれのチームが同時優勝した際の「アベック優勝」や、一試合で同チームの二人がホームランを繰り返して打った場合の「アベックホームラン」など、スポーツ界での「アベック」は今後もまだまだ使われそうです。
いくつ知ってる?アベック以外の死語5選《昭和編》
一段落ついた所で、次はアベック以外の死語についても触れてみましょう。
まずは「昭和編」と題して、完全に絶滅してしまったの昭和の死語からご紹介します。
ナウい
英語のNOW(ナウ。今)が語源となった流行語で、1970年代頃にTV番組がきっかけで流行しました。
すごい勢いで一気に流行しましたが、廃れる勢いも凄まじく一気に廃れました。
この「ナウい」という言葉が生まれた1970年代頃に、ナウいという言葉の対義語にあたる「ダサい」という言葉も生まれましたが、こちらはご存知のとおり現代でも使われています。
使用例としては、「その服ナウいよね!」といった具合に、「今流行ってて、いいよね」と言いたい時などに使います。
ヨッコイしょういち!
この言葉自体に意味はとくになく、立ち上がったときなどについ口から出てしまう「ヨッコイショ」という言葉に、「横井庄一」という方の名前を掛け合わせただけのダジャレです。
ここで出てくる横井庄一さんは、1944年にグアム島に配属された日本兵です。同年8月に戦死したとされていました。
しかし実際には生存しており、1972年に現地の住民に発見されました。1945年に起きた日本軍無条件降伏のポツダム宣言による敗戦の情報が本人の耳に届かなかったために、終戦に気づかず、なんと28年もの歳月をサバイバルしながら過ごすことになったのです。
ただ、何故この人の名前と「ヨッコイショ」がくっついたのかは、今となっては不明です。
当たり前田のクラッカー
テレビ番組「てなもんや三度笠」から生まれたフレーズが流行語となりました。
「当たり前」という言葉と、前田製菓の製品である「前田のクラッカー」を合体させたダジャレです。
この「てなもんや三度笠」という番組自体は、1962年(昭和37年)から1968年(昭和43年)まで放送されていた番組です。50年以上経った現代でもこのフレーズが残っているというのは驚きですよね。
アッと驚く為五郎
こちらもテレビ番組がきっかけとなった流行語です。
「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」という番組の中で、クレイジーキャッツのハナ肇が発したギャグが発端となって流行しました。
…とこの説明をしても、番組もタレントも知らない人にとっては分からないことだらけの、とっくに死語となった流行語です。
許してちょんマゲ
許してちょうだい+ちょんマゲ=許してちょんマゲ、というダジャレです。
幼稚園や小学生くらいの子供がこのダジャレを言ってきたら可愛いものですが、60代くらいの大人が茶目っ気たっぷりに「許してちょんマゲ~!」と言ってきた場合は、世代の違いと思って引かずに笑顔でいてあげましょう。
いくつ知ってる?アベック以外の死語5選《平成編》
では、引き続き《平成編》をご紹介したいと思います。こちらでは、いまだにときどき使ってしまっている死語や、聞いた事のある死語があるかもしれません。
そんな「死後間もない死語」をいち早く知って、うっかり使わないように気を付けましょう!
アゲアゲ
2000年代頃に流行したこの言葉は、リアルタイムで使われていた時代を過ごした人からすると、思わず恥ずかしくなってしまうような死語です。
気分がとても上がっているときの状態のことを、「アゲアゲ」と表現していましたが、ふんわりと流行して静かに消え去ってしまった死語であるようです。
テンション高めに「今日はハナキンだよ!アゲアゲで行こう!」なんて言われても、冷たい目を向けたりしないで、「きっと流行っていた世代の人なんだな…」と思って笑顔で対応してあげてください。ちなみに「ハナキン」は「花の金曜日」の略で、休日の前の楽しい金曜日という意味です。
現役バリバリ
若い世代に説明しなくてもなんとなく意味が伝わる、という点においてはキャッチーではありますが、これも「死後間もない死語」と言っていいでしょう。
「バリバリ」とは何かを粉砕している擬音ではなく、「精力的に頑張っている」という意味で、よく「現役」とセットで用いられます。ただし、単体で使われる場合の「バリバリ」は、辛うじて息があり死語ではありません。
では、使い方の例を挙げてみましょう。
A「あのおじいちゃん、もう定年退職した?」
B「いいや、あのおじいちゃんは、まだ現役バリバリで働いてるよ」
A「現役バリバリだった頃が懐かしいなあ」
B「現役バリバリとか、死語っすよ(苦笑)」
A「え?俺は現役バリバリで使ってるけど?」
このように、「今もまだ現役で、一生懸命頑張っている」という使い方をします。
写メ
「え?写真付きのメール、略して写メじゃないの…?」と思われた人も多いのではないでしょうか。
この「写メ」という言葉は、写真撮影ができるカメラ付き携帯電話が一世を風靡した2000年代頃に流行した言葉です。
仕事などで、写真を撮ってメールに添付して送信してもらったほうが作業効率が上がる場面では、若い部下に「写メで送って」とついつい言ってしまう人も多いと思いますが、「写真を撮影してからメールに添付して送信して」ときっちり言わないと伝わらないおそれもあります。
たとえ意味が伝わったとしても、若者にとってはまったく馴染みのない言葉なので、今後は伝え方を見直した方がいいかもしれません。
KY
「空気(K)が読めない(Y)」を略して「KY」です。
「空気が読めない」という言い方は、現在でもよく使われていますよね。「その場のムードを察知することができないこと」を意味する言い回しです。
「空気が読めない」と言うべきところで「KY」を使ってきた世代だと、いまだに「KY」と口走ってしまいがちですが、既に死語となっています。
若い世代にKYと言っても意味自体は分かってもらえるので通用はしますが、周囲の空気は凍り付いてしまいますので、空気を読んで使わないようにしましょう。
時代の流れに乗り遅れずナウい言葉を使おう!
人が「アベック」などの死語を使っているのを聞いたら、何とも言えない空気になってしまいますが、時代が猛スピードで流れていることを考えると、明日は我が身です。自分が使っている言葉がいつのまにか死語になっていないか、アンテナを張っておきたいものですよね。
また、50代より年上の人の中には、その言葉が定着し過ぎていて、もはや流行語という感覚すら無い人もいます。「その言葉はもう死語ですよ」とそっと耳打ちしてあげるのもいいですが、意味が通じているなら、微笑ましく聞き流してあげてもいいかもしれません。
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