隠れ巨乳の特徴はコレ！実はおっぱいが大きい女性の見分け方

男性が女性のメリハリボディが好きなのには理由があった

脚フェチ、お尻好き、二の腕マニアなど、女性のどこを重視するのかは千差万別ですが、細かい好みはさておき、「巨乳にくびれたウエストのメリハリボディ」が嫌いな男性はいないはずです。『面白いほどよくわかる！「男」がわかる心理学』（齊藤勇）には、以下のような記述があります。

「世の男性の多くは、いわゆる『ボン、キュッ、ボン』とメリハリのある女性のプロポーションに強く惹かれます。なぜ、豊かなバストやくびれたウエストを魅力的に感じるのでしょうか？

その理由もやはり、自分の子孫や遺伝子を残したいという男性の本能に関わっています。どの女性の繁殖能力が高いのか、ひと目で判断できるバロメーターとして女性の『プロポーション』に惹かれてしまうのです。

まず、『ボリュームのあるバスト』は、栄養状態がよく、健康的なイメージを与えます。そして、ハリのあるバストは『若さ』の象徴。だからこそ、大きいだけでなくハリがあってキュッと上を向いたバストが好まれるのです。

（中略）

つまり『ボン、キュッ、ボン』としたメリハリのあるプロポーションは、『健康で妊娠しやすい』女性の目印として男性に強くアピールし、視線を引きつけているのです。

男性が女性の豊かな胸とくびれたウエストに惹かれる理由としてもうひとつ考えられるのが、『性差の強調』への嗜好です。性的魅力は異性との違いがはっきり表われる部分に感じやすいといわれており、男性は性差が最も強調される『豊かなバスト』や『くびれたウエスト』に性的な刺激を受け、惹きつけられるのです。女性側でもこうしたアピール効果を狙って、コルセットやバストアップブラを着用するなど、メリハリのあるプロポーション作りに意欲的です。」

女性のメリハリボディに心惹かれてしまう背景には、男性の本能が少なからず関係しているようです。女性側もまた、そのような男性の習性を見抜いているからこそ、少しでもスタイルをよく見せようと努力しているのかもしれません。

露出が少ない冬だからこそ興味をそそる「隠れ巨乳」

女性の身体のなかで男性が興味を抱く部位は「顔」「胸」「腰」だといわれています。「顔」に対する関心は一年を通じて変わらないのに対し、「胸」と「腰」は寒い季節のほうが魅力的に映るという実験結果があるそうです。『図解 身近にあふれる「男と女の心理学」が３時間でわかる本』（内藤誼人）には、以下のような記述があります。

「私たちの好みというものは、季節の影響を受けます。夏場にはさっぱりしたものが食べたくなりますし、冬には温かい鍋物が食べたくなるように、です。

では、異性に対する好みのほうは、どうなのでしょう。
夏場における好みと、冬場での好みには、違いが出てくるのでしょうか。さすがに異性に対する好みでは、そういう季節的な変化などは見られないのでしょうか。いやいや、人の好みは季節によっても影響を受けてしまうようなのです。

ポーランドにあるヴロツワフ大学のボグショー・パウロウスキは、114名の男性に、季節ごとに女性の魅力について尋ねてみました。

だいたい男性が女性に魅力を感じる部位は、『顔』『胸』『腰』に集約されることが多いので、この3つの好みを尋ねてみたのです。すると、『胸』と『腰』に対する魅力は、夏に下がって、冬に上がりました。全体的な魅力もそうで、夏には下がって、冬には上がりました。

一般的に、男性は夏になるとムラムラするような印象がありますけれども、そうではないようです。夏の暑い盛りには、女性のおっぱいや腰などにも興味を感じなくなります。むしろ、冬になると、人恋しくなるのか、女性に魅力を感じやすくなるのです。胸や腰への興味も高まります。」

なぜ冬になると「胸」と「腰」への関心が高まるのか、この実験結果からは読み取ることができませんが、肌の露出が少ない季節のほうが、「隠れ巨乳」などを想像させる作用が働き、ついつい気になってしまうからなのかもしれません。

＜参考文献＞
『面白いほどよくわかる！「男」がわかる心理学』（齊藤勇）
『図解 身近にあふれる「男と女の心理学」が３時間でわかる本』（内藤誼人）