女も実はセックス好き!?エッチ大好きな女子の性事情を丸ハダカに！

「セックスが好きなこと」を女性が隠すわけ

実は「セックスが好き」でも、それを公言する女性は少ないでしょう。『すぐにヤラせてくれる女、絶対にヤラせてくれない女』（内藤誼人）には、以下のような記述があります。

「女の子は、基本的に自分からエッチがしたいとか、そういうことは言わない。
たとえそういう気持ちがあっても、基本的には、そういう欲求は隠そうとするものである。

『遊んでる女の子と思われちゃうかも？』
『いやらしい女の子だと思われちゃうかも？』
『はしたない女の子だと思われるのはイヤ』

そんなことを考えるのか、ともかく女の子は、自分の気持ちをあまり大っぴらに出すことはない。
告白するときもそうで、女の子は基本的に『待ち』の姿勢をとるものであって、自分から好きな男にアタックしていく、ということは少ない。

（中略）

一般に、女性は、恋愛に関しても、セックスに関しても自分からはあまり動かないと考えたほうがいい。
女の子のほうから求めてくるというのは、よほどのことである。よほどの勇気を振り絞って求めてきたのだと思って、疲れていてとてもセックスする気にならないのだとしても、その求めに応じてあげるのが大人の男性であろう。

ともあれ、女性はセックスをしたいときにも隠そうとする。
しかも、困ったことに、女の子は、感情を隠すのがうまい。
男性の場合、顔を見ていれば、だいたいどんなことを考えているのかがわかる。怒っているなとか、不機嫌なんだろうなとか、うれしいんだろうな、ということは、顔色をみていればすぐわかる。

ところが、女の子の場合は、それがわからないのである。

（中略）

男性からすれば、『あまり乗り気じゃなさそうだから、告白しないでおくか』とか、『今日は全然、セックスできる雰囲気じゃないな』と感じられるようなときでも、女の子がどう思っているのかは、正直なところ、わからない。本当は、告白してほしいとか、セックスに誘ってほしい、と思っていることもあるだろう。

では、どうやって女の子の本心がわかるのかという話になるわけだが、こればかりは、もう直接的に聞くしかない。
『僕が今晩誘ったら、OKしてもらえますか？』
という直球を投げ込んで、彼女がどう打ち返してくるかを確認するしかない。返事をしなくとも、顔を赤らめてうつむくようであればもうひと押しすればいいのだし、ゲラゲラと大笑いするようなら『ナシ』ということだ。」

「遊んでいる」「はしたない」などと思われてしまうことを恐れて、セックスが好きであることを隠す女性が多いようです。「誘われたから、断り切れなくて……」とためらいながら受け入れるくらいの流れが、女性にはちょうどいいのかもしれません。

女性にとって理想のセックスとは？

「女性がどんなセックスを望んでいるのか」を知りたい男性は多いでしょう。『すごくいい！大人のセックス』（桜木ピロコ）には、以下のような記述があります。

「（前略）
では、私たち女のコは本当はどんなセックスがしたいのでしょうか？　大切にされたいけれど、気持ちよくもされたい。本当に女のコはワガママです。ゆるしてね。

『挿入とかしないでもいい。ただ、抱っこしててくれるだけでいい』（24歳・メーカー）
『回数はしなくてもいい。でも、濃いセックスがしたい』（31歳・事務）
『ノーマルなセックスは退屈。ちょっと変なことがしたい』（28歳・OL）
『私はMだから、縛られたり、噛み痕を残されたりするのが好きです』（29歳・バーテン）
『ローターとか電マが大好き。彼氏に怒られちゃうくらい感じちゃいます』（23歳・派遣）

私たちは、どん欲です。大切に扱って欲しいときもあれば『そんな、いきなり、ひどい』って思えるくらい乱暴にされたいときもあります。いつも同じ気分ではありません。気まぐれなのも、生身の女のコの可愛さと思って受け止めてくれると嬉しいな。

理想のセックスなんて、決まったものはありません。ただ、大好きなあなたともっと気持ちよくなりたい。それが、私たちの願いなのです。
常に新鮮で、新しい刺激をくれる男のコにはすぐに夢中になっちゃいます。
彼女を悦ばせるためにも、これからモテるためにも、たったひとりの運命のあのコを射止めるためにも、セックスへの探求を怠ってはいけませんゾ。」

女性が理想とするセックスに、これというものなさそうです。「今日はこうしてみよう」などと相手の反応を見ながら気持ちに寄り添っていけば、女性からも希望を言ってもらえるようになるかもしれません。

＜参考文献＞
『すぐにヤラせてくれる女、絶対にヤラせてくれない女』（内藤誼人）
『すごくいい！大人のセックス』（桜木ピロコ）