「セフレが妊娠」に関する専門家の意見やアドバイス
セフレとの関係には「不本意な妊娠」というリスクが伴う
セフレといえば、セックスが目的で会う関係ですから、どうしても「妊娠」というリスクが伴います。女性向けに書かれた恋愛指南書『「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ!”最後の恋”を”最高の結婚”にする 魔法の「メス力」』(神崎 メリ)には、以下のような記述があります。
「私がここまで本気とか『ど本命』にこだわってほしいと書くのには、いくつか理由があります。その中のひとつに、『望まれない妊娠』というリスクがあります。
『子どもができた?は?いらないだろ』こういうことを言う可能性がある『おクズ様』とは絶対に関わっちゃダメです。でも現実はこういうことを言う『おクズ様』は確実に存在します。何かあった時、身も心もボロボロになるのは女性です。
一方、『おクズ様』は武勇伝として語る可能性すらあります。『ど本命』以外の、間に合わせの交際相手には冷たいんです、どんな男性も。いざって時、平気で冷酷な判断を下します。男性は愛と性を完全に分けられます。これは人間性を超えた、男という生き物の性質です。
女性は身体を重ねるとどんどん気持ちが高ぶって入れ込んでしまいます。そして『おクズ様』とわかっていても執着してしまうんです。『おクズ様』を追いかけ回して、泣いてすがってゴミの様に扱われてしまう……。よくある『おクズ様』に入れ込んだ女性の、負のスパイラルです。」
愛と性を完全に分けられる男性と違って、女性はそんなに簡単に割り切れるものではありません。セフレという、ある意味気楽な関係であっても、妊娠のリスクを念頭に置く必要はあるでしょう。
セフレとのセックスでは避妊は必須
セフレ関係において、妊娠のリスクを負うのは女性です。避妊をしないセックスを女性は心から楽しむことができません。女性向けに書かれた恋愛指南書『恋愛白書』(てんちむ)には、以下のような記述があります。
「私の中でSEXというのは、二つの目的のためにする行為だという認識がある。一つはコミュニケーションのため。もう一つは子作りのため。コミュニケーション目的の場合は、当たり前に避妊することが必要だと思う。というか子作り目的以外で、避妊せずにSEXすると、望まない妊娠をしてしまう可能性がある。もちろんそこで結婚できるような関係性や状況なら、避妊しなくてもいいかもしれない。
(中略)
妊娠する可能性をまったく考えていなくて、お互い責任も覚悟もない、コミュニケーションオンリーでの場合は、避妊はしたほうがいい。ていうか、どう考えても当たり前にするべき。女性がピルを飲むとか、男にストレートに『避妊して』って伝えるとか、方法がいろいろあるよね。
私も自分がピルを飲んでいない時は『ゴムして』ってはっきり言う。ただ、ゴムすると気持ちよくないって人もいて、その感じが伝わってしまうと、いいコミュニケーションができない場合もある。かといって、外してもらうと今度はこっちが不安になってしまうし、リスクがデカすぎる。
不安を抱えたままいいSEXはできないと思うので、やっぱり避妊はマスト。いいSEXもしたいけど、結局、一番大事なのは自分だから。その場の一瞬の快楽のために、その後の自分の人生が不安になるような選択は絶対にしたくない。」
このように、妊娠してもいいという覚悟がないセックスにおいて、避妊を怠ると女性を不安にさせてしまうようです。セフレとセックスを楽しむのであれば、避妊はマストと心得ましょう。
セフレを妊娠させてしてしまったらどうなる?
正式な交際を望んでいるのに、仕方なくセフレという立場に甘んじている場合、女性側から「避妊してほしい」とはお願いしにくいものです。女性向けに書かれた恋愛指南書『都合のいい女から愛され女になるために』(Emi)には、以下のような記述があります。
「身体の関係を持てば、妊娠のリスクは低くありません。都合の良い女は男性にゴム付けてとお願いすることすら難しいのです。その結果子どもが出来てしまい、男性に相談しようにも嫌われるのが嫌で一人でこっそり多額の中絶費用を払って婦人科で中絶手術を受ける。それか、相談したものの『本当に俺の子?』などと怪しまれ、その後連絡が取れなくなって結局一人で悩むことになります。
もちろん妊娠させて逃げる男性は最悪ですが、責任を取ってくれないような男性と行為をしてしまったあなたにも非があることになります。中絶費用は初期なら大体15万、中期なら大体30万円と決して安くはない上に身体の負担が大きいです。更に日本では妊娠22週を超えると中絶手術を受けることができないので、早めに決断しなくてはなりません。そんなに大変なことなのに罪悪感もなく妊娠させて逃げる男性がいることも事実です。自分の身は自分で守らなくてはならないのです。」
臨まない妊娠をした場合、どのように解決するにせよ、女性には大きな負担がかかります。最低限のルールを守れないようであれば、セフレという都合の良い関係を断つか、必ず避妊をしてから行為に及ぶようにしましょう。
<参考文献>
『「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ!”最後の恋”を”最高の結婚”にする 魔法の「メス力」』(神崎 メリ)
『恋愛白書』(てんちむ)
『都合のいい女から愛され女になるために』(Emi)
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