学歴コンプレックスとは？学歴コンプを抱える人の特徴＆克服法も解説

高卒や中卒の人の多くは、大卒以上の学歴にコンプレックスがあります。以下では高卒、中卒の学歴コンプあうるあるをご紹介していきます。

コンプレックスのため子供の進学先に熱心になる

「俺は学歴で苦労したから息子の意志はともかく大学に行かせたい」（50代男性）など、高卒、中卒の人の学歴コンプの特徴として、子供の進学先に熱心になるという特徴があります。

自分が学歴で辛い思いをしてきたからこそ、子供には学歴を積んでほしいという親の願いなのでしょう。ただ子供の希望をあまり考慮しないので、子供と進路のことについて衝突をするケースも。

コンプレックスのため子供の進学に反対する

大卒を求める人とは対照的に、「男が働くのに学歴なんか必要ない」（40代男性）「女が高学歴だと嫁のもらいてがなくなる」（50代女性）などと、高卒、中卒の人の学歴コンプの特徴として、コンプレックスのあまり子供の進学に反対してしまうという特徴もあります。

自分の知らない世界に子供が旅立つことの不安や、自分より上のランクに子供が行ってしまうことの嫉妬などがあるのでしょう。自分よりも高い学歴を子供が手に入れようとすると「必要ない！お金がない！」などと一蹴します。

勉強することにコンプレックスがある

「勉強がなんの役に立つかわからないので進学はしない。」（10代女性）といったように、高卒や中卒の人の学歴コンプあるあるとして、勉強というものに対してのコンプレックスや拒否感が強いというものがあります。

勉強しているという言葉を聞くだけで、「なんで勉強なんてするの！？」とまるでおかしな人でも見るかのような目でその人を見ます。勉強できることはカッコ悪いという価値観もあるほど。中卒や高卒の人の学歴コンプは生涯勉強から彼らを遠ざけることもしばしばです。

エリートに対して拒否感がある

「高学歴のやつは人のことを馬鹿にしかしない」（10代男性）「高卒だと思って無茶ぶりしてくる」（20代男性）など、高卒や中卒の人の学歴コンプの特徴として、エリートに対して拒否感があるという特徴も。大学を出て立派な職業についているような人は別世界で、自分たちに対して搾取しかしてこないという思い込みがあります。

また高学歴の人からバカにされることを恐れるあまり、攻撃的になることも。自分の境遇が劣っているのを感じたくないので、日常からエリートを排除しようとします。

大卒に対して卑屈になる

「大学出てないからわからんわ」（20代男性）など、高卒、中卒の人の学歴コンプあるあるのひとつとして、大卒の人に対して卑屈になるというものも。職場に派遣されてきた大卒の正社員に対して心を開かないなどの例がそれです。

大学を卒業した人を学士といいますが「学士様は言うことが違う」などという言い方をすることも。大卒を目の敵にするのは、自分よりも良いものを持っている人に対する嫉妬が止められないからです。

低収入を学歴のせいにする

「「良い条件のところは大卒が要件になっていて応募すらできない」」（40代男性）など、高卒や中卒の人の学歴コンプあるあるには、低収入を学歴のせいにするというものも。学歴と収入には相関関係があるものの、必ずしも低学歴イコール低収入なわけではありません。

「俺は高卒だから出世もここまでだ」など、学歴を引き合いに出すことも多いですが、実際には自分でそのように思い込んでいるだけ…というケースも。