学歴コンプレックスとは？学歴コンプを抱える人の特徴＆克服法も解説 (2/9)

低学歴とは限らない？学歴コンプを抱える人の特徴

高学歴、低学歴に関わらず学歴コンプレックスを持つ人たちは、学歴に対してゆがんだ思いがあるので特徴的な行動を取ることがあります。ここではその特徴をいくつかご紹介していきます。

知り合った人を学歴だけで評価する

学歴コンプレックスを持つひとたちは、学歴で人を判断するクセがあります。学歴が高い人は信用できる、説得力があるなど、学歴を信仰しているような行動や言動をとることも。

また一方で学歴に対してネガティブな感情があると、学歴がある人間はろくなことを考えない、など否定的な判断をしてしまうこともあります。

コンプレックスというより、自身が過剰になることでも起こる現象ですが、基本的に学歴以外に自信を持てない人に多い行動です。

自分より高学歴の人に苦手意識を持つ

大学を卒業しているような学歴を持つ人でも、学歴コンプレックス、すなわち学歴コンプを持っていることがあります。志望校に入れなかった人がコンプレックスを持つことが多く、自分より偏差値が高い大学を出た人に苦手意識を持ってしまうのです。

また特に自分が入りたかった大学に通っている、卒業したという人に引け目を感じます。自分が落ちた大学にパスできたから人だから自分より優れていると思い込んでしまう傾向も。

このタイプの学歴コンプレックスは子供のころから高学歴を目指して頑張ってきた人にも多い傾向です。

学歴以外のことに自信がない

学歴コンプを持つ人たちの中には、学歴に自分の価値を見出している人も。そういった人たちは学歴以外のことに自信がありません。

学歴しか自慢できるものがないので、能力が否定されるような状況になるとかたくなに学歴を自慢する行動を取ってしまう場合もあります。学歴以外に誇れるものがない人に多いパターンです。

自分の出身校を自虐する

第一志望に入れなかった系の学歴コンプを持っている人は、自分の出身校を自虐することもあります。「どうせ〇〇大だから」などと、出身校を卑下するようなことを言うことが多いです。

また自分の第一志望に合格できた人を目のあたりにすると、自虐がさらに加速することも。そしてそのあと自己嫌悪に陥ります。

相手が自分より下の学歴だと安心する

学歴コンプレックスがある人は、学歴で人の優劣を判断していることも多いです。なので、そういった人は知り合った人が自分より下の学歴だと脅威を感じなくてすむので安心します。

しかし自分よりも学歴が低い人が、起業していたり一流企業でインターンをしていたりするとコンプレックスをさらにこじらせます。

出身校を聞かれるのを嫌がる

学歴コンプを持っている人たちは、自分の出身校に自信がないことも。そういった人たちは出身校を聞かれるのを嫌がります。また出身校を聞かれるような場面になると、その場を立ち去ることも多いでしょう。

出身校の話題になると急に話をにごしたり、「たいした大学じゃないから」と答えないこともしばしば。あまりしつこく追及すると怒りだすこともあります。