「職場で好き避けする女性」に関する専門家の意見やアドバイス
職場で女性に避けられたくなければ「周囲の目」を気にしたほうがいい
いいなと思う女性社員とお近づきになりたくて、あれこれ話しかけてしまう男性は少なくありません。しかし、アプローチの方法を間違えると、「好き避け」どころか、単に嫌がられてしまい、避けられるおそれがあるようです。これについて、『社内恋愛の教科書』(片瀬萩乃)には、以下のような記述があります。
「社内恋愛となると、どうしても見え隠れしてしまう下心。たとえば、気に入った女性社員をしつこく食事に誘ったり、プライベートをあれこれ詮索したり……という行動は絶対NGです。関係性がまだ十分できていないのに、無理やり距離を縮めようとしてもうまくいくはずがありません。
とくに他にも何人かの女性社員がいる中で、彼女たちと能力やビジュアルを比較して、ターゲットの相手を褒めるような行為はいけません。特別扱いすれば、相手も喜んでくれるはず。そう考えている男性は多いかもしれませんが、それは残念ながら逆効果。女性は、社内の他の女性社員と穏便に過ごしたいと考えています。なのに、自分だけが特別扱いされると、まわりから孤立してしまいます。だから、良かれと思ってしたことでも、相手には『私ばかりイヤだな……』と思われかねないのです。」
このように、男性からの特別扱いを迷惑に感じる女性社員は少なくないようです。好意を知らせるためにわざとらしく褒めるのは、むしろ避けられる原因になりかねないので気を付けましょう。
社内バレを気にして「好き避け」する女性は多い
好きな人が社内にいるからこそ、振る舞い方には気を付けているという女性は少なくありません。これについて、『3ヶ月で変化が起こる片想いの社内恋愛攻略本::好きな男性に彼女がいたらどうする?早く忘れる?諦めない?』(小嶋司)には、以下のような記述があります。
「社内恋愛には一般的な恋愛と違ってデメリットもいくつかあるのです。
(中略)
もし、好きな相手に好意を感づかれたくないのであれば、振る舞い方に気を付けることです。職場では噂が広まりやすいため、周りの人間に『あの人、〇〇さんのこと好きなの?』と感づかれでもしたら、噂が一気に広まって本人の耳にも入ってしまう可能性があります。
私の経験を含めて言わせていただきますが、会社内での恋愛話は、本当に広まるのが一瞬です!ですから『仲の良い』『信頼できる』と思った相手でも、その人が同じ会社の人間なら、自分の好きな相手を漏らしてはいけません。確実に広まってしまいます。こういった周りの人間にも気づかれないように立ち振る舞うのは、意外と難しいものです。
(中略)
感情のコントロールが社内恋愛の一番難しいところ。会社は仕事をする場所ですから、仕事をこなさないといけません。ですが、失恋や片想いの相手の様子が気になって『仕事に集中できない』『ミスを連発してしまう』『会社に行く気力が湧かない』など、そんな状況に囚われてしまうことは珍しくありません。
また、女性は理論的な男性と違って『感情で動く生き物』ですから、気持ちの切り替えが難しいのです。究極まで行ってしまうと、失恋したつらさに耐えきれず、職場を辞めてしまう女性もいます。こういった話も決して珍しいことではないのです。こういったデメリットやリスクがあることから、あえて『社内の人は恋愛対象外!』と、始めから決めかかっている女性だっているくらいです。」
このように、職場における恋愛沙汰をタブーと考えて、気持ちを律したり、好意を隠したりする女性は意外と多いようです。気になる女性社員にそっけない態度を取られたからといって、必ずしも「嫌われた」わけではないことを覚えておきましょう。
<参考文献>
『社内恋愛の教科書』(片瀬萩乃)
『3ヶ月で変化が起こる片想いの社内恋愛攻略本:好きな男性に彼女がいたらどうする?早く忘れる?諦めない?』(小嶋司)
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