「いけず」以外にも知っておきたい京言葉
他にも、やんわりと相手に毒を吐いている表現はいくつもあります。色気のある京言葉の本当の意味を理解しておくと、痛い目を見ずに済むでしょう。ここではよく使われる3つの京言葉をご紹介します。
「どないしはったん?」
「どうなさったの?」という意味ですが、単純に相手を心配しているときにだけ使う言葉ではありません。京都の人が「どないしはったん?」というときは、「頭大丈夫?」「気は確かですか?」と小馬鹿にしている場合もあるので要注意です。
本当に具合が悪い人を気遣っているときには態度で分かりますので、何気ない会話の中でサラッと「どないしはったん?」と言われたらチクッと嫌味を言われてると思っておくといいでしょう。
「堪忍しとくれやす」
こちらは「勘弁してくれ」という意味ですが、「~やす」という語尾の柔らかい印象から「嫌よ嫌よも好きのうち」と勘違いしてしまう人が多いです。
「本当に嫌だからやめてくれ」と言っている場合もありますので、相手の表情や態度をよく読み取るようにしましょう。
「楽しそうでよろしおすなあ」
そのままの意味で受け取ると、「楽しそうでいいですね」となるのですが、その裏には「うるさいな」「目障りだ」という意味が含まれていることもあります。
特にいい大人がどんちゃん騒ぎしている場面や、周りを気にせず大声で話している人たちを横目に、冷めた感じで「楽しそうでよろしおすなあ」とつぶやいていたら、「馬鹿じゃないのか」というのが本音である可能性が高いです。
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