平日休みにしかできないこと20個！一人でできるオススメの過ごし方 (9/9)

「平日休み…!!おうち時間の楽しみ方」に関する専門家の意見やアドバイス

一人で没頭できる趣味を楽しむ

一人で過ごす休日を持て余す人は少なくないでしょう。何か趣味を持つことで、充実した一日を送ることができるかもしれません。『「人生がつまらない！」と思った時に読んでほしい本　: ーLIFE IS BEAUTIFULを掲げる青年の趣味色々ー』（よもぎだんご）には、以下のような記述があります。

「『趣味は何か向上心を持って極めること』『１つのことに没頭できること』というような意見もたまに耳にしますが、極論、その人が仕事ではなく個人として楽しいと思えるものが趣味なんだと思います。なので、向上心をもたなくてはいけないとか没頭しなくてはいけないものではありません。>気がつけばそうなっているかもしれませんが、それはたんなる結果でしかありません。今、楽しいと思えることをやるべきです。

本章では、僕が今までやってきた趣味の一部を紹介したいなと思います。内容的にはおすすめしているような構造ですが、何かきっかけが与えられたらなと思います。

（１）楽器を始める－つまらない楽器なんてない、そりゃ、楽しい器だもんね－
まず第一におすすめしたいのは、僕自身も大好きな楽器を始めることです。音楽に全く興味のないような人間はいないと思っています。僕が楽器を好きな理由は、音を自分で奏でるため、音楽とよりシンクロすることが出来るからです。（シンクロというとなんだか怪しいですが(笑)）音楽を聴くのとは別次元で、それとは全く違う音楽の楽しみ方があり、心の芯からリラックスすることもできます。僕も音楽を聴くのは大好きですが、本当に音楽を楽しみたいときは楽器を演奏するようにしています。

（中略）

（２）スパイスカレーを作ってみる－木の実や葉っぱは、まだすり潰さなくてもいいんだよ－皆さんはカレーを作る際に市販のカレールーを使われますか？僕は最近、スパイスから作るカレー作りにはまっています。カレールーに頼らず、自らで作り上げていく過程が、創作欲求をくすぐる。いつも、とてもわくわくしながらつくっています。といっても、前々からカレー作りに凝っていたわけでもなく、料理に関して専門的な知識があったわけではありません。むしろ、つい最近まで、カレーというものをつくったことがありませんでした(笑)（中略）学生の時は実家だったこともあり、なかなかキッチンキッチンを使うことはなかったのですが、独立してからその欲求が開花し、ついにスパイスカレーを作ってみようと志したのがきっかけです。」

楽器にしろ、料理にしろ、奥が深いので、「次はこういうことができるようになれば良いな」という目標ができると、次に繋がる良い一人時間が楽しめそうです。ほかにもきっと一人でおうち時間を楽しむ方法はいろいろあるはずです。自分に合ったものが見つかると良いですね。

ひとり時間を「孤独」に過ごさない

一人で退屈な時間を過ごしていると、「孤独」だと感じてしまう人は多いでしょう。なかには、孤独に押しつぶされそうになることもあるかもしれません。『「孤独」が男を強くする』（潮凪洋介）には以下のような記述があります。

「孤独には、大きく分けて二つある。『創造的な孤独』と、『破壊的な孤独』である。前者は快楽に満ちた孤独、後者は痛みに満ちた孤独である。

（中略）

集中、没頭する度合いが低いときに発生する孤独感は、危険である。心を破壊し、生きる意味を見失わせる。こんな毒はいち早く追い出すに限る。こんな状態に陥ってしまった場合はどうすればいいか？難易度の高い目標を持つことだ。そこに追われるように没頭する。

（中略）

『悩む暇がないくらい頭の中を忙しくする』この状態にしてみる。目の前に何がなんでも達成しなければいけない『目標』があれば、破壊的な孤独を感じる余地はない。孤独を苦しいと感じる感受性は麻痺する。あなたが今『孤独だ』と感じているその理由。それは頭の中、あるいは心の中が暇だからかもしれない。時間もあるし余裕もある、それなのにやりたいことがない。そんな人こそ気をつけたい。そのゆとりはまぎれもなく孤独病前の不気味な静けさだ。悪いことは言わない。いますぐ難易度の高い目標を掲げ、孤独感を消し去ろう。創造的な孤独と、破壊的な孤独。同じ孤独でもどちらを感じながら生きるかで人生は大きく変わってくる。

目標さえあれば、一人の時間は創造的な孤独時間に変わる。」

もちろん、せっかくの休日ですから、心身を癒すために休息は必要です。しかし、何もしないことを退屈だと感じたり、そのせいで孤独に苛まれるようでは、自分自身を追いつめかねません。そうならないためにも、自分ひとりで過ごす時間の楽しみを持っておきたいところです。

＜参考文献＞
『「人生がつまらない！」と思った時に読んでほしい本　: ―LIFE IS BEAUTIFULを掲げる青年の趣味色々―』（よもぎだんご）
『「孤独」が男を強くする』（潮凪洋介）