男女の思考や行動パターンの違いには「性ホルモン」が関係している!? 英研究

男性と女性では思考や行動パターンが異なるケースが多いが、いったい何が原因なのだろうか。マーガレット・マッカートニー研究所は、性ホルモンに着目した実験を行い、秘密の一端を明らかにした。

  • 「アグレッシブ」で「大雑把」な思考には男性ホルモンが影響している

    研究チームは、ラットを使って実験を行った。その結果、アンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンが、よりアグレッシブに、また大雑把な考え方をするよう、脳に作用することが判明した。男性ホルモンは免疫細胞を刺激し活性化させるため、新生細胞を破壊することが多く、これが男性の脳に影響を与える主な原因だと考えられる。これまで男女の脳の構造の違いは知られていたものの、詳細な仕組みまではわかっていなかった。この発見は大きな進展だと言えるだろう。

研究チームによると、今回の成果は、妊娠時などに起こる精神的な不調や性同一性障害の治療に関する研究などにも活かせるものであり、応用範囲は非常に広いという。また、同様の研究がさらに進んでいけば、男女の付き合い方なども科学的に説明できるときがくるかもしれない。
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