恋の力で病を防ぐ!? トゥレイン大学の実験データ

「病は気から」とはよく言われるが、逆に恋の力で病を防ぐことができるかもしれない。トゥレイン大学の研究グループは、恋をすることで体内の免疫力をコントロールし、伝染病のウイルスなどへの耐性を高められる可能性があると発表した。

  • 新しい恋に出会った女性の場合、免疫の強化に関わる遺伝子の発現が活発

    研究グループは、トゥレイン大学に在籍している47人の女子学生を対象に、24ヶ月にわたって採血やアンケートを含む調査を実施。その結果、新しい恋に出会った女性の場合、免疫の強化に関わる遺伝子の発現が活発になり、伝染病から体を防御する作用が強まったことが判明した。また、恋をしていない女性には、同様の現象がみられなかったため、この変化は恋によってもたらされた可能性が高いと考えられる。これについて、研究グループは、恋をすると性交渉を行うことが予想されるため、他人の身体との交わりに備えることが関係しているのではないかと分析している。

    また、この研究に携わったDamian Murray氏は、「免疫の強化は将来の妊娠に備えるためのものである」とも考えているが、今回の調査は女性のみを対象に行われたものであるため、確かなことは言えないという。今回の研究は比較的小規模で、期間も短かったため、さらなる大規模な実験も期待される。