米科学チーム、「人が結婚を決断するまでに要する期間は172日」と研究結果を発表

米サイエンス・アカデミー(PNAS)は、「人が交際相手との結婚を決意するまでにかかる期間」が「平均172日である」との調査結果を発表した。多くのカップルは、一般的に想像されているよりも短期間で結婚に至っているようだ。

  • 相手を伴侶と決めるまでにかかった日数は平均「172日」



    研究チームは、恋人の有無にかかわらず、男女2000名を対象に調査を実施。「交際相手との結婚を決断するまでにどのくらいの期間を要するのが一般的か」と想像してもらった。その結果、彼らの予想は平均「210日」であったが、実際に結婚に至ったカップルに対して調査したところ、相手を伴侶と決めるまでにかかった日数は平均「172日」であった。つまり、人々が想像するよりも短い期間で結婚が決断されているということになる。


    同アカデミーと共同研究を行ったナダヴ・クライン氏は、「多くの男女は、交際相手との結婚を決めるまでには、それなりに長い交際期間が必要だと思い込んでいるが、この調査結果によって必ずしもその限りではないことが明らかにされた」と述べている。また、研究チームは、「人々が短期間で決断を下すことができる背景には、現在の情報化社会が関連している」とも指摘している。「現代人は膨大な情報を即座に取り入れ、それを共有することでお互いの関係性を深められると直感的に信じている」と示唆したうえで、「しかしながら、結婚を決断する際にはそういった情報の多くは忘れられているようだ」とも分析している。心理学者のジョー・トラヴェラによると、「一般的にハネムーン時期と呼ばれる最初の3ヵ月を過ぎると、多くの人は素を見せ始める。カップルが良好な関係を継続するためには、そこから先の危機を乗り越えていく必要がある」という。アリアナ・グランデとピート・デヴィッドソンがたった数か月で婚約を解消した背景には、「あまりに早く結婚を決意してしまったこと」も影響しているのかもしれない。