チャット型小説アプリ「DMM TELLER(ディーエムエム テラー)」にて、「現代人のコミュニケーション傾向」に関する調査を実施(対象は全国の10歳〜59歳の男女1000名)。その結果、「日本人の約9割が日常のテキストコミュニケーションを『短文』で行っている」ということがわかりました。
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約9割の人が「サクッと短文」を好み、「ガッツリな長文」は少数派
日常的に行うテキストでのコミュニケーションについて、「短文でのやりとりが多い(43.6%)」、「やや短文でのやりとりが多い(45.7%)」と、「短文傾向である」と回答した人を合計すると、全体の約9割を占めることがわかりました。年代別で見ても大きな違いがなく、10代で91.5%、20代で89.5、30代で91.5%、40代で86.5%、50代で87.5が%「短文傾向」と答える結果となっています。
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みんなLINEを使っている!
普段利用しているコミュニケーションツール(電話、メール、チャット・メッセンジャーアプリ)の中で1番使い勝手がいいものを聞いたところ、72%がチャット・メッセンジャーアプリと回答しました。多くの人が、日頃からチャット・メッセンジャーアプリでコミュニケーションを取っているために、自然とテキストの短文化が進んだものと思われます。
総務省が2016年に行った調査(平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査)によると、10代から60代の日本人のうち、LINEの利用者は全体の67%、Facebookは32.3%とされており、近年におけるテキストコミュニケーションのツールはLINEがメインであると考えられます。
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総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
主なソーシャルメディアの中で最も利用されているのがLINEという傾向は変わらず、各年代ともソーシャルメディア利用者のうちの大半が利用している。全年代の利用率も、前回平成27年調査と比べて、60.6%から67.0%と増加した