刻一刻とクリスマスが迫るなか、まったくデートの準備をしていない男性も少なくないでしょう。時間もお金も手間もかけずに素敵な時間を提供するには、どんなプランを立てるとよいのでしょうか。そこで今回は、10代から20代の独身女性89名に聞いたアンケート調査を参考に「手抜きなのに意外と喜んでもらえる『クリスマスのデート』」をご紹介します。
「いつもの家デートでも、雰囲気が違えばそれでいい」(20代女性)というように、自宅の照明を変えるだけのパターンです。手抜きを疑われないために、キャンドルのデザインや品質にはこだわっておきたいところです。
「普段ドライブデートをしないので新鮮。渋滞も楽しい」(20代女性)というように、あてもなくドライブしてみるパターンです。どこかでディナーとなっても、運転手はシャンパンやワインは飲めないため、結果的に安上がりなのもメリットかもしれません。
「お互いリクエスト通りだと意外性がないので…」(20代女性)というように、ワンモアシングでちょっとしたプレゼントを用意するパターンです。ただし、来年の期待値が上がりすぎても困るので、本体より高価すぎないおまけに留めておくのが無難でしょう。
「なんか昭和の歌謡曲の世界みたいなのも楽しい」(20代女性)というように、クリスマスから遠い雰囲気の場所でささやかに祝うパターンです。これまで華やかなクリスマスを過ごしてきた彼女なら、新鮮だと思ってくれるかもしれませんが、「私も落ちぶれたもんだ」と落ち込ませる可能性もあるでしょう。
「クリスマスに雪が見られただけでテンションがあがる」(20代女性)というように、とにかく「雪を見に行くだけ」のパターンです。「もう帰るの面倒くさいね」とそのまま温泉宿にしけこんでしまうのもアリかもしれません。
「少ない予算で目一杯楽しめていいと思う」(10代女性)というように、当日夜や翌日に安くなった惣菜で豪勢に祝うパターンです。もっとも、まともな商品が残っていないことも考えられるので、いくつかデパートをまわる覚悟でいたほうがよいでしょう。
「夢の国や観覧車ほど混んでいないのでオススメ」(20代女性)というように、夜の遊園地でメリーゴーランドに乗るパターンです。ただし、同じことを考える人は多そうなので、「こんなところにカップルはいないだろう」という場所にも大行列のリスクはありそうです。
「彼氏がちゃんとした服を着るだけでクリスマス気分になれる」(20代女性)というように、うんとドレスアップして出かけるパターンです。着こなしに自信がなければ、洋服選びから彼女に協力してもらうのもデートらしいと言えるかもしれません。
「なんか肩たたき券みたいですけど、地味に嬉しい」(20代女性)というように今年の貧相なクリスマスを直視させず、来年以降に希望をもたせるパターンです。あまりにも彼女がふてくされていたら、「来年のホテル取るから!」と目の前で高級ホテルを予約してみせるのもありでしょう。
いずれにしても、すでに豪勢なクリスマスを祝ってきた過去があると「今年は手抜きだね」とつっこまれても仕方がありません。頑張りすぎない。これこそが毎年彼女を喜ばせる秘訣と言えるかもしれません。(熊山 准)
【調査概要】
期間:2015年6月30日から7月7日まで
対象:合計89名(10代、20代の独身女性)
地域:全国
方法:インターネット調査
Photo:All images by iStock