自分に自信がある男性は、とかくそれを表に出してしまいがちなもの。そうした発言を女性に「痛い」と思われたくなければ、NGラインを知っておく必要がありそうです。そこで今回は、10代から20代の独身女性79名に聞いたアンケートを参考に「プライドの高さが間違った形で表れちゃってる男性のセリフ」をご紹介します。
「『じゃあなんで行かなかったの?』と喉まで出かかります」(20代女性)というように、ややこしい言い方で実力を誇示しようとしても、素直には受け取ってもらえないようです。「英語なら自信があった」くらいにとどめておくほうが、好感が持たれそうです。
「こういうこと言うオヤジって多いですよね」(10代女性)など、現実味の薄い「たられば」を語っても、女性をうんざりさせてしまうようです。「学生時代、○○と試合で当たったことがある」程度でも、事実であれば十分アピールになるでしょう。
「誰もアンタにレビューは頼んでないよって言いたくなります」(20代女性)というように、誰彼かまわず否定的な評価を下す姿勢は、ともすると「残念な人」に映るようです。特に求められていない限り、ネガティブな意見は表明しないほうが得策でしょう。
「『お前、文系だろ!』って突っ込みたくなりました」(20代女性)など、専門外のことに口を出して、かえって自分の評判を下げてしまうパターンです。知識を披露したいのであれば、「○○ならいい設計すると思うんだけどなあ」くらいにとどめておきたいものです。
「まるで自分の友達みたいな口ぶりにびっくり!」(10代女性)というように、有名人とのつながりは、あまりに遠いと不自然に聞こえるようです。自慢するなら、せめて直接の知り合いだけにしておきましょう。
「逆に今のしょぼさが目立つのに」(20代女性)など、昔の自慢話をひきずっているのも、現在の自分を否定しているような印象を与えてしまうかもしれません。特に聞かれない限り、大昔の成功をひけらかすのは控えたほうが良いでしょう。
「でも辞めちゃったわけだし…」(20代女性)というように、しても仕方のない仮定の話は、聞くのもばかばかしい絵空事と映るようです。むしろ未来への展望を語るほうが、男のロマンを演出できるかもしれません。
「自分のいるステージの高さを確認したいんでしょうか?(笑)」(20代女性)など、常に上から目線でいるのも、コンプレックスの裏返しだと受け取られるおそれがありそうです。余計な前置きはせずに本題に入ったほうが、スマートなのではないでしょうか。
「『やんちゃした』って言うけど、それってただの非行だよね」(20代女性)というように、過去と現在のギャップをことさらに強調すると、思わぬひんしゅくを買うかもしれません。あまり褒められない過去なら、封印しておいたほうが無難でしょう。
本人は自分の能力やエリートぶりを語っているつもりでも、内容や言い方によっては、逆効果になることもあるようです。極力、謙虚な姿勢でいたほうが、女性には好印象でしょう。(倉田さとみ)
【調査概要】
期間:2015年8月4日から11日まで
対象:合計79名(10代、20代の独身女性)
地域:全国
方法:インターネット調査
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